O-One ブログ

ディベートという日本ではあまり例のない試みで、いろいろと不手際もありましたが、何とか形になったのはディベータの方々のおかげだと思っています。この場を借りて、ディベータの皆様に感謝します。

テーマ設定、難しいですね。よりシンプルで賛否のつけ難いテーマを考える必要があったと反省しています。テーマと立場によってはディベータの方もやりにくかったと思いますし、審査員の判定もなかなか難しかったことと思います。なので、勝敗は時の運、優勝/準優勝の方以外は、あまり気にしないでいただけると幸いです。

ただ、戦っているディベータを見て、観戦者の方が「自分ならこう言う」といった気持ちになっていただけたなら、最初の試みとしては成功ではないかと思います。SOAってこの先、どうなるんでしょうかね。Blogでちょっと議論してみたくなりませんか？

もう少し技術論にも入っていけるように、自分の意見とは異なる立場もあり得るディベートという形がいいのかどうかも含めて、いろいろなご意見をいただければ幸いです。第二回に向けて、皆さんのコメントをお待ちしています。

皆様
お疲れ様でした。
すばらしいディベータの発言でとても盛り上がりましたね。
私も萩原さんが参加されたのを見て、来年こそは私もチャレンジするぞと思いました。年齢オーバーですかね。青木さん、シニア大会はないの（笑）？

ところで、今回審査委員をやっていて少し感じたのは、内容によって、肯定か否定かで優劣がついていたかなあなんて思いました。私は、どちらかというと不利と思われる方にすかし甘かったような気もします。

今後Object-Oneの次回を楽しみにしています。審査側という立場にたまたま立たせていただいた私から見て、下記のどちらかもう少し明確になれたらよかったと思います。

（１）ディベートの自体を楽しむのか
　この場合は、優劣つかない微妙な技術論をテーマとし、お互い肯定・否定の両方を行うことで、日本のＩＴ技術者の技術論議の洗練化に貢献する。

（２）技術論の主張の戦いを行うのか
　技術論の主張の戦いについて、ポジティブな意見を出し、戦わせる。宣伝はＮＧ。

今回、（１）でしたが、時間的にも肯定・否定の両方をやっていただけなかったのが残念です。せっかく業界を代表する著名な方々が出られていたので、その人達が立場が変わると主張する技術ポイントや戦略をどのように変えるのかをみんなで楽しみながら学んでいけるといいかなと思います。
（１）の場合は、どうしても技術的に深入りできずに消化不良を起こしてしまいますので、別バトルとして（２）もありかなと思います。

参加された皆様、関係の皆様、昨日は楽しい時間をありがとうございました。一回戦で早々に敗退してしまいました豆蔵の岩崎でございます(^^;;

ディベーターの方々において、確かにYESとNOのどちらか側のみについて議論をしなければならないのは、今後参加される方々に負担かもしれないのかなと感じました。両方の立場で議論できたら、単なる主義主張の場以上のものに昇華できるのではと期待がふくらみます。

また、次回は評価の方々に、是非ユーザー企業の、それも運用側の方の視点があれば、よりリアルなのではと考えました。日々我々アーキテクトはそういった方に対して(一緒に)仕事をしているので、評価の基準としてまずそこは欠かせない一つの柱じゃないかと。

是非次回には、多くの方々に論壇に立って頂き、より盛り上がるものになれば、大きなムーブメントとして形成されるのではと思っております。

後日談ですが、自称生粋のJ2EE屋の私の方は、柄にもなく.NET推進側として論戦に挑んでしまったため、複数の方から「いつ.NET側になったの?」と真顔で問いつめられてしまいました。 しばらく弁明の日々が続きそうです(^^;;;

萩本さん、シニア大会、一緒にやりましょうか（笑）？

ディベートという形を借りて議論を楽しむには、それぞれ肯定・否定の両方を行うやり方も確かにあると思います。団体戦も考えられるかもしれません（モデレートが大変かもしれませんが）。

技術論に深入りできるような別バトルも考えたいですね。賛否の戦いではなく、「青年の主張」のように自分の技術的主張をどこまで分かりやすく伝えることができるか、の戦いでしょうか。

岩崎さん、.NET側での議論、どうもありがとうございました。人を育てると言う論点の展開は、とても面白い議論だったと思います。岩崎さん（.NET）と萩原さん（Java）の対決が見たかったです...。

次回は、ぜひ多くの方々に論壇に立って頂きたいですね。

参加したかったのですが、都合が悪く参加できませんでした... orz

各試合のディベートの内容をまとめて公開していただけないでしょうか? さすがにすべてを伝えるのは無理だと思いますが、大まかな流れだけでも分かるといいのではないかと思います。

当日の熱気は、やはり、参加していないと伝わりにくい部分があるかもしれませんね。

とはいえ、当日参加できなかった方にもディベートの様子をお伝えできればと思い、現在、コンポーネントスクエアさんの会員向けサイトにてディベート内容の公開準備をしております。

議論の一部については、本BLOGにても公開できるように検討をしておりますので、暫し、お待ちいただければと思います。